山本 麻由美
ヨーロッパ系航空会社に28年勤務、旅客営業部で経験を積み、その後カスタマーケア部では責任者として、顧客の補償対応を一任され受け持つ。客室乗務員の大型採用時には、人事部の要請を受け、日本人採用担当として最終選考に携わる。退職後は、労働基準監督署の相談員を経て、キャリアコンサルタントとして、大学生対象のエントリーシート指導、並びに専門学校生の就職活動のキャリアコンルティング、ジョブカード支援、面接指導などに携わる。
経験業界
外食系航空会社、労働基準監督署
得意分野
若者 / 妊娠・出産 / 子育てからの社会復帰 / 家事育児と仕事の両立 / ジョブ・カード作成支援 / 非正規雇用社員 / セルフキャリアドッグ制度導入 / 企業内キャリコン / 学生キャリア支援 / メンタルヘルス /その他(サブ講師、サブファシリテーターとしてのお仕事は可能です)
経験
大学4年生の学生達のエントリーシート指導、専門学校生のジョブカード支援、面接対策指導、並びに自分の息子達の就職活動のサポートなどの経験から、若年層の就職活動のサポートに役立てそうに思います。並びにフルタイム仕事で息子達を成人するまで育て上げた経験があるので、同じよう状況で両立に努力している方々のサポートなどもできるかと思います。
当時、同じようにフルタイムで子育てに向き合う仲間が周りにおらず、年配のベビーシッターさんや保育園の園長先生などのアドバイスがとても貴重で心の支えだったことを記憶しています。母親の精神衛生の安定が良い仕事を生み、そして子供達の精神衛生上とてもよい効果をもたらしていたと思います。
また職場のキャリアにおいても、母親としての経験は、職場での良好な人間関係の構築などにも大きな役割を果たしました。息子達も現在は成人しておりますが、仕事と子育てを両立するには、時間をお金で買う割り切りや、職場、親、ママ友などからいかに協力を得るかが要だったと思います。そして、子供達の成長の段階を見極めながら、自分のやりたいことも徐々に実現していく柔軟性も必要な要素でした。その時の状況に応じてバランスよく、何を優先して何を後回しにするか、などを常に考えながら両立をしてきた記憶があります。
今振り返っても、色々多々至らなかった反省や、特に長い学校休暇の際など、子供達に寂しい思いをさせる苦い思い出もありましたが、仕事と子育ての両立においては、何かを犠牲にするのではなく、何も犠牲にせずにほどほどにやるべき全てをこなしていく、そんなスタンスで、それなりに充実した仕事人生、子育て人生だったかと振り返って思います。子育てしながらの仕事は確かにたくさんの課題がありますが、子供達の成長を客観的に見られたり、短時間でも密度の濃い子供達とのかかわり方の大切さ、職場においても母親の経験が非常に活きること、自分の収入でやりたいことを実現する、また子供達も親のひたむきに努力する背中を見て何かを学ぶなど、沢山の利点があるかと思います。
以上、自分の経験を通して今現在振り返って思うことをここに書いてみました。