近長 由紀子

大手総合商社、社会人向けビジネススクール、子どものための社会体験施設などで、新システム導入に伴う教育研修、受講生へのカウンセリングや受講支援、階層別評価研修制度の構築、非正規から正規へのキャリアパスの制度化、新卒採用や学生インターンシップの導入などを担当してきました。現在は、行動変容のためのアセスメントの整備、人材開発や組織開発の支援、企業・個人向けのセミナーを開催しています。

 
 
　

経験業界

　総合商社、ビジネススクール、社会体験施設　等
 
 

得意分野

　転職・キャリアアップ　/　若者　/　家事育児と仕事の両立　/　キャリアデザイン　/　非正規雇用社員　/　学生キャリア支援　/　セミナー講師　/　人事コンサル　/　人材育成・プランニング　/その他（働きながらの能力開発・自己研鑽、計画された偶発性によるキャリア開発）
 
 

経験

まだ男女の雇用機会均等が浸透していなかった時代に社会人になり、当初は3年くらいで社内恋愛でもして結婚退社と軽く考えていました。しかし、上司に恵まれたことで仕事にやりがいを感じてしまって、結局、男性と同じように働くことに。仕事は同じでも、女性には能力開発機会やキャリアアップの機会はない、という狭間で悩んだときもあります。でも、人の繋がりで転職の機会に恵まれ、ベンチャー企業で事業自体を作っていく、仕組み自体を作っていくという、修羅場もありますがワクワクもするという経験を積ませてもらいました。
その間、年子で二児を出産。産休育休の制度を調べ、会社に制度の説明をし、自分で手続きをして、その企業初の産休育休取得者となりました。妊娠が分かった時点から保育園を探し、ママ友ネットワークに助けられながら、フルタイムで復帰しました。子どもたちは出張にも連れていきました。
　　
次に転職したベンチャー企業は子どものための社会体験施設で、2つの施設を立ち上げ、販売促進をし、階層別評価研修制度を作り、非正規から正規への転換制度を明確にして、新卒採用や学生インターンシップを導入したりしてきました。
　　
現在は、行動変容のためのアセスメントの整備や、企業の人材開発や組織開発の支援、個人向けのセミナーの開催などをしています。
ここまでのキャリアは、計画的に獲得してきたというより、その時その時で、精進し、やれることややりたいことを考えてはいましたが、そのうえで、あとは行き当たりばったり、人の縁に流されてきたように思います。
　　
そんなに力まなくても、もっと楽にしていい。でも、少しだけ自分を見つけなおして頑張ったほうがいい。キャリアに悩む女性、育児と仕事の両立に悩む女性の応援をさせてください。